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ラブライブ!に関する記事を書きます。

私の人生観を変えたラブライブ!楽曲

はじめに

お久しぶりです。そなと申します。

今回は『私の人生観を変えたラブライブ!楽曲』ということで、いくつかお気に入りの楽曲を紹介させて頂きます。

最近ラブライブ!にハマったという方にはもちろん、既に全楽曲を履修済みの方にも、新たな視点で楽曲を楽しんで頂ける機会になればと思います。

 

人生観の変化

人生観

人生に関するものの考え方を意味する語

出典:実用日本語表現辞典

人生観とは、その名の通り、人生に関するものの考え方を意味する言葉です。私の人生観はこれまでに、ラブライブ!というコンテンツによって幾度も変化させられてきました。その中でも楽曲から受けた影響は特に大きいと感じています。

それでは早速ですが、楽曲紹介に進みましょう。

 

 

『SENTIMENTAL StepS』

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1曲目はμ'sの『SENTIMENTAL StepS』です。

木漏れ日のなか呼んでみたけど

風が不意にかき消す

一瞬なんだか切なさへと 景色が揺れ動いた

この部分の歌詞では、日常のなかで不意に見える終わりを表現していると思っています。今までずっと一緒に過ごしていた人との別れを、はじめて意識した瞬間ですね。

 

気のせいだよね いつものみんなだね

ふざけて駆け足転びそうだ

待って 待ってどこか寄って帰る?

続いてこちらの歌詞では、終わりが見えたことを気のせいだと思い、「どこか寄って帰る?」と尋ねています。終わりを感じたからこそ、遊びに誘っているんですよね。

この曲から学んだことは、終わりは切ないものですが、終わりを意識することで今をより楽しめるのではないかということです。

現在ラブライブ!コンテンツでは主に3グループが活動していますが、各グループの終わりはいつ訪れるかわかりません。だからこそ、各グループの今を全力で楽しみたいですね。

 

 

『るてしキスキしてる』

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2曲目はμ'sの『るてしキスキしてる』です。

私はもともと、楽曲において大切なのはメロディであり、歌詞は語感さえ良ければ無問題ラと考えていたため、歌詞についてあまり意識したことがありませんでした。そんな私に歌詞の素晴らしさを教えてくれたのがこの曲です。

この曲を初めて知ったとき、まず意味不明なタイトルに惹かれました。(「なんだ?KISSしてる?」という感じでした。)タイトルを理解するため、歌詞を読み進めていきましたが、この曲が何を伝えたいのか余計にわからなくなっていきました。私はこの "もやもや Cloudy Sky" を晴らすため、何度も歌詞と格闘し、ようやく自分なりに解釈することができました。

歌詞を理解しようとしたことで、自分の好きなものに関して、時間をかけて考えることの楽しさを知りました。

歌詞には意味があり、それを伝わりにくくしていることも歌詞の面白さの1つだと思います。考えた人にだけ伝わるメッセージ、魅力的ですよね。

 

 

『G線上のシンデレラ』

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3曲目は3年生(Aqours)の『G線上のシンデレラ』です。

『るてしキスキしてる』をきっかけに、歌詞について興味を持つようになった私は、この曲についても考えてみました。

まず、タイトルにもある "G線上" に注目しました。

元ネタと考えられる『G線上のアリア』は、ヴァイオリンの "G線" だけで演奏することができるハ長調の曲です。しかし、『G線上のシンデレラ』は嬰ト短調変イ長調で構成されており、G線上だけで演奏することはできません。

歌詞を見たところ、 "線上" ではなく "船上" を意識しているように感じます。

船上だし誘ってよね ウィンナ・ワルツで!

歌詞中にウィンナ・ワルツという言葉が出てきます。一般的にワルツは3拍子ですが、それに対してこの曲は4拍子です。

 

靴を脱いでおけば 無くさないよ

かるくはやく

続いて、こちらの歌詞についてですが、靴を無くさないことを良いこととして捉えています。モノを無くさないことは確かに良いことなのですが、シンデレラに関してはむしろ逆なんです。シンデレラって、靴を無くした結果、王子様と結ばれて幸せになれたんですよね。

このように、この曲の歌詞はとにかく滅茶苦茶です。つまり、歌詞の意味を考えることがすべてではないということです。

この曲はライブでもかなり盛り上がる曲ですよね。何も考えずに楽しむことも、時には大切なのかなと思いました。

 

 

『コドク・テレポート』

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次に紹介するのは、CYaRon!の『コドク・テレポート』です。

想い人に早く会いたい、少女の恋心が描かれている曲ですね。

確立高めるかっ

表に出なくちゃだ

ワンコも歩けば棒ゴッチン

 

運より証拠だと

なんかで読んだ気がするよ

つまり行動次第?

上記の歌詞、何か違和感を覚えませんか?

  • "確立高めるかっ" →正しい表記は "確立" ではなく "確率" です。
  • "表に出なくちゃだ" → "表に出ろ" という言葉は命令形でしか使用しませんよね。
  • "ワンコも歩けば棒ゴッチン" →ことわざは通常このようにアレンジしません笑
  • "運より証拠だと" → "論より証拠" の間違いかと思います。

以上のように、おバカなCYaRon!らしさを表現するために、この曲では意図的に言葉の使い方を間違えていると考えられます。

楽曲は、歌い手を意識してつくることが大切であり、ただ完成度を高くすれば良いという訳ではないんですよね。(ランジュちゃんに言っている訳ではありません。)

 

 

 ユニット楽曲(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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3曲まとめて紹介します。DiverDivaの『SUPER NOVA』、A・ZU・NAの『Dream Land! Dream World!』、QU4RTZの『Sing & Smile!!』です。

私は、集団というものは、似た者同士が集まるものだと思っていました。

しかし、虹ヶ咲のユニットは、どれも似た者同士の集まりではなく、多様性があるように感じられます。

個性が強くてやりたいことが違うという理由から、ソロ活動がメインの虹ヶ咲ですが、

  • DiverDiva・・・相反する個性と個性をぶつけて新たな個性を生み出す
  • A・ZU・NA・・・新たな個性を生み出すのではなく、すべての個性を受け入れる場所をつくる
  • QU4RTZ・・・強い個性を持った4人が集まっているにも関わらず、その個性を調和する

といった風に、ユニットではそれぞれのやり方で新たな個性を表現しています。

似た者同士で集まるだけが集団ではなく、個性と個性をぶつけることで新しい個性を生み出せる個人だけでなく集団にも個性があり、その多様性を認めるべきというのがここでの学びです。

 

 

『TOKIMEKI Runners』

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最後は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の『TOKIMEKI Runners』です。

私はラブライブ!に触れたことで、自分も夢を見たいと思うようになりました。

μ'sやAqoursから夢を見ることの素晴らしさを学びましたが、それでも自分のやりたいことを夢と言い切ることができませんでした。

そんな私の考えを変えてくれたのがこの曲です。

これは夢かな? 夢ってステキな言葉

言ってるだけでイイ気分

きっと夢だと決めてしまえ

ああっ勇気が湧いてきた!

 

みんな夢見たい? 夢っていつから見るの

気がついた時 もう見てる!

だからまっすぐに進んでみよう

わあっ希望に呼ばれたよ

虹ヶ咲には色々なキャラクターがいて、ひとりひとりのやりたいこと、すべてが夢なんですよね。夢の色も様々です。

私は『TOKIMEKI Runners』の歌詞に背中を押され、夢を見ることができるようになりました。いいえ、気がついた時にはもう見ていました。

 

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。皆様にも人生観を変えた楽曲があるかと思います。自分自身の人生や、ラブライブ!と共に過ごした日々を振り返る良い機会になると思いますので、是非まとめてみてください。

次回の記事も読んで頂ければ嬉しいです。それでは良いLove Live! Daysを!